GMは19日、ソフトウエア部門とサービス部門を対象に、人員削減を行うことを明らかにしました。

会社は削減の規模を明らかにしていませんが、アメリカの複数のメディアは、削減は1000人以上で、この中には本社がある中西部のミシガン州で働くおよそ600人の従業員が含まれると報じています。

GMは「スピードと卓越性のために組織を簡素化しなければならず、大胆な選択を行わなければならない」とコメントしています。

GMは、インターネットにつながり、データをやり取りするコネクテッドカーや、EVなどの開発を強化していますが、中国企業など、ライバルとの競争が激化する中で本格的な構造改革が動き出しているものとみられます。

自動車メーカーの人員削減をめぐっては、クライスラーを傘下にもつヨーロッパのステランティスも、アメリカ国内で最大2450人の人員削減を行うことが報じられています。

アメリカの雇用情勢の悪化が懸念される中、多くの従業員を雇用する自動車メーカーの今後の戦略が注目されそうです。

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