これは、トランプ前大統領が19日、東部ペンシルベニア州でロイター通信の取材に対して述べたものです。
この中でトランプ氏は、実業家のイーロン・マスク氏を閣僚やアドバイザーに起用することを検討するか問われたの対し「彼がやるというのであれば、ぜひ検討したい。彼はすばらしい人だ」と述べ、秋の大統領選挙で勝利した場合、マスク氏を要職に起用することを検討する考えを示しました。
トランプ氏とマスク氏は、8月12日にマスク氏が所有するSNSのXの音声配信機能を使っておよそ2時間にわたって対談しています。
この時マスク氏は、税金の使い方を検討するなど政府の効率化を図る委員会を立ち上げることを提案し「喜んで協力する」と述べていました。
マスク氏は4年前の前回の大統領選挙ではバイデン大統領に投票したことを明らかにしていますが、7月の銃撃事件の直後にトランプ氏の支持を表明して以降、2人は距離を縮めています。
トランプ氏は、Xへの投稿を続けるとともに、集会などで繰り返しマスク氏に言及するなど、選挙戦の中で、マスク氏の存在感が高まりを見せています。
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