バイデン大統領の選挙戦からの撤退を受けて与党・民主党は今月1日から5日午後6時、日本時間の6日午前7時まで代議員による投票をオンラインで行いました。
その結果、民主党全国委員会はハリス副大統領が、投票した代議員の99%の支持を獲得したと発表しました。
今後、党の大統領候補に正式に指名する手続きを行うとしています。
ハリス氏は、選挙戦から撤退したバイデン大統領の後継として共和党のトランプ前大統領と対決することになります。
アメリカの主要な政党の大統領候補に女性が指名されるのは8年前、2016年の民主党のクリントン元国務長官に次いで2人目となります。
今回の選挙戦は、投票日まで3か月あまりとなった先月、再選を目指した現職の大統領が撤退を表明し、わずか2週間あまりで新たな候補者が確定するという異例の展開となり、民主党としては投票日が迫るなか、党の結束強化を急ぎたい考えです。
また、ハリス氏は6日にも副大統領候補を発表する見通しで、誰を選ぶのかにも関心が集まっています。
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