アメリカのバイデン大統領と韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は7月11日、北朝鮮に対する抑止力を強化するため、核戦略に関する両国の新たなガイドラインを承認しました。

これについて、北朝鮮国防省は13日、国営通信を通じて報道官の談話を発表しました。

談話では「わが国への核戦争の準備を推し進めている」と米韓両国を非難した上で「核抑止態勢をより向上させることが求められている」として核・ミサイル開発を正当化しました。

そのうえで「これ以上、挑発的な行動を中止しない場合、想像しがたい代償を支払うことになる」と対抗措置も示唆しました。

北朝鮮は13日朝もロシアへの軍事支援を非難したNATO=北大西洋条約機構の首脳宣言に反発する談話を出し、アメリカなどへの対決姿勢を鮮明にしています。

北朝鮮は7月中に、新型の戦術弾道ミサイル「火星11型」の発射実験を再び実施すると予告していて、関係国が警戒と監視を続けています。

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