【ナイロビ=共同】ナイジェリア中部プラトー州の州都ジョスで12日、学校の校舎が倒壊し、下敷きになった生徒22人が死亡した。AP通信が報じた。ナイジェリアでは建築規制の不徹底などから近年建物の倒壊が相次いでいる。地元当局は校舎の構造に問題があったとみて原因を調べている。
APなどによると、校舎は12日午前に突然崩れた。倒壊までの数日間、周辺は豪雨に見舞われていたという。生徒ら約150人が一時生き埋めになったが、大半は救出されて病院に搬送された。生徒の多くが15歳以下とみられる。
ナイジェリアでは規制や保守点検の不備が問題となっており、2019年にも最大都市ラゴスで小学校の校舎が倒壊し、生徒20人が死亡した。
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