12日のニューヨーク株式市場では、この日、発表された消費者物価指数の伸びが市場の予想を下回り、アメリカの長期金利が低下したことをきっかけに、ハイテク関連銘柄を中心に買い注文が増えました。
中でも、アップルの株価は大幅に値上がりし、前日の終値と比べた上昇率は一時、5%を超えました。
その結果、企業の価値を示す時価総額はマイクロソフトを抜いて再び世界1位となりました。
アップルは10日、iPhoneなどの基本ソフトの最新モデルに生成AIのシステムを導入することや、生成AIの開発をリードするオープンAIと提携し、ChatGPTを利用できるようにすることなどを発表していました。
アップルの株価は、発表当日の10日は1.9%の下落となったものの、翌日の11日にはiPhoneなどの買い替え需要が高まって売り上げが伸びることへの期待を背景に、一転して7.2%の大幅な上昇となっていました。
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