米国防総省は24日、ウクライナ北東部ハルキウ付近でのロシアの攻撃に対処するため、ウクライナに対し2億7500万ドル(約430億円)相当の追加軍事支援を発表した。高機動ロケット砲システム「ハイマース」で使う精密攻撃ロケット弾や砲弾、対戦車兵器などが含まれる。
バイデン政権は4月末にウクライナ支援予算を確保してから、ほぼ毎週の早いペースで新たな軍事支援を打ち出している。ブリンケン国務長官は声明で「これまでに発表した支援はすでに前線に届いており、今回の支援も、ウクライナ軍が自国の領土と国民を守るために使えるよう、可能な限り迅速に届ける」とした。(ワシントン=下司佳代子)
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