23日のニューヨーク株式市場では、23日に発表されたアメリカの企業の購買担当者の景況感を示す経済指標が市場の予想を上回ったことなどから、アメリカ経済は堅調でFRBはインフレの長期化を警戒して利下げを急がないのではないかとの見方が広がりました。

このため、利下げが早い時期に始まることへの期待が後退して売り注文が膨らむ展開となり、ダウ平均株価の終値は、前日に比べて605ドル78セント安い3万9065ドル26セントでした。

終値での値下がり幅は、ことし最大となりました。

市場関係者は「アメリカの航空機大手ボーイングの株価が業績の先行きへの懸念から大幅に下落したこともダウ平均株価の値下がりにつながった」と話しています。

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