アジアの政治・経済について討議する日経フォーラム第29回「アジアの未来」の2日目のセッションが24日午前、都内で始まる。最終日の同日はタイのセター首相やマレーシアのマハティール元首相らが登壇する。
「アジアの未来」は23〜24日の2日間で、およそ40人の政府首脳や閣僚、有識者、企業経営者が参加する。「揺れる世界とアジアのリーダーシップ」をテーマに演説やパネル討論をする。23日はマレーシアのアンワル首相やベトナムのレ・ミン・カイ副首相らが講演した。
24日午前はセター氏に加え、シンガポールのガン・キムヨン副首相らが登壇。午後にマハティール氏が講演するほか、インドのジャイシャンカル外相がビデオ演説で登場する。
マハティール氏は現在98歳。1981年から2003年まで同国の首相を務めた。一旦は退いたが18年に首相に返り咲き、20年まで再登板した。現在は後進への助言や執筆活動に取り組んでいる。アジア独自の価値観を重視する同氏の発言に注目が集まる。
登壇者らを集めて23日夜に開いた晩さん会では、岸田文雄首相が演説した。
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