韓国の前の政権で法相を務め、4月の総選挙で12議席を獲得して野党第2党となった新党、祖国革新党のチョ・グク(●国)代表は、13日午後、関係者とともに、韓国が「トクト(独島)」と呼んで領有権を主張する島根県の竹島に上陸しました。
チョ代表は、上陸後「『トクト』は私たちの領土だ」と声明を読み上げたうえで、ユン・ソンニョル大統領の対日政策を批判しました。
竹島には4月にも、最大野党、共に民主党に所属する国会議員などが上陸していて、総選挙で過半数を獲得した野党勢力が「ユン政権は日本に譲歩しすぎている」などと、政府の対日政策に異を唱える動きが相次いでいます。
11日には、LINEの情報漏えい問題の原因となった韓国企業との資本関係の見直しを運営会社に求めた松本総務大臣について、共に民主党のイ・ジェミョン(李在明)代表がSNSで、初代韓国統監を務めた伊藤博文の子孫がLINEを奪うなどと主張し、韓国政府の対応は不十分だと投稿しています。
※●は「曹」の縦線が1本
外務省「極めて遺憾」 韓国次席公使に強く抗議
外務省の鯰アジア大洋州局長は、東京にある韓国大使館のキム・ジャンヒョン(金壯◎)次席公使に13日夕方電話し「事前に中止するよう申し入れたにもかかわらず、上陸が強行された。竹島は、歴史的事実に照らしても、国際法上も明らかに日本固有の領土であることに鑑み、到底受け入れることはできず、極めて遺憾だ」と強く抗議しました。
また、ソウルの日本大使館から韓国外務省に対しても、同様の抗議を行いました。
※◎は「火へんに玄」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。