祝い花やめます―。損害保険ジャパンは2025年から取引先に贈る祝い花や祝電をやめる代わりに、費用相当分を被災者支援に当たっているNPOに寄付する取り組みを始める。祝い花は飾られた後に廃棄されることが多く、環境への配慮から受け取りを辞退する取引先が増えたため。  企業では開店や周年、担当者の昇進などに祝意を示すため、取引先にコチョウランなどの祝い花、祝電を贈る慣行が長年続いている。損保ジャパンでは、祝い花は1件で3万円を超え、祝電も含めた年間の支出額は数千万円規模とされる。贈答は社長名だけで年間約1900件にも上っていた。

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