栃木県はとちぎ和牛の消費キャンペーンで飼料高騰や消費低迷に苦しむ県内農家を支援する

栃木県は県民に「とちぎ和牛」の消費を呼びかける取り組みを農業団体などと12月に始めた。「も〜っと Meat とちぎ」と題し、年間を通じてSNS(交流サイト)での発信やイベント開催により県産牛肉の需要を高める。飼料価格の高騰や節約志向による消費低迷などで経営が苦しい農家を支援する。

2025年1月末まで、県内の対象店舗でとちぎ和牛を食べて応募すると抽選で賞品などがもらえるキャンペーンを実施する。会計時に渡す応募券で申し込めばPayPayポイントが1万ポイントもらえ、とちぎ農産物マーケティング協会の公式インスタグラムをフォローしてメニューなどの写真を投稿すると県産銘柄牛が当たる。

その後も毎月3〜10日を重点推進期間として消費を喚起する取り組みを続ける。県畜産振興課の担当者は「年齢層の高い人が消費する傾向が強いが若い人にも味わってほしい」と話す。

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