触覚伝達の技術を使って絵の人物と握手をしているような感覚を再現できる「モナリザ」を模した作品などを展示する

電通デジタル(東京・港)は20日、八王子視覚障害者福祉協会(東京・八王子)と触覚や聴覚で絵の世界観を体験できる展覧会を開いた。触れると振動や音がする絵などを展示する。視覚障害者も楽しむことができるアート作品を展示し、外出のきっかけの一つをつくり社会参加支援につなげる。

「モナリザ」を模した作品など5つを展示する。モナリザのアート作品では手触りなどの触覚をデジタルで再現する「ハプティクス(触覚伝達)」を使って、絵の人物と握手をしているような感覚を再現する。

期間は22日まで。東京都千代田区の「東京ミッドタウン日比谷」で開催する。入場料は無料。事前予約制をとっており現時点で予約枠は満杯だという。

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