JR東日本秋田支社の井料青海支社長は19日の定例記者懇話会で、秋田県内で1日に始まった冬の大型観光キャンペーンについて、「まだ半月余りだが、順調に推移している」との認識を示した。「正確に数字を取ってはいないが、秋田新幹線の乗客数は通常より1割近く多いようだ」と語った。
同キャンペーンは県と共同で2025年2月まで実施する。需要が落ち込む冬季に食文化や温泉、伝統的な小正月行事など地域ならではの観光素材をアピールし、首都圏を中心に誘客を強化する狙いがある。
井料氏は「秋田の人たちもお住まいの地域以外のよさを再発見する機会になる。一人ひとりができるだけ動いて楽しんでほしい」と強調した。
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