デンソーは19日、首都圏のマンションで電気自動車(EV)の充電システムの実証を始めると発表した。実証は2025年1月から2年間で、不動産管理を手がける東急コミュニティーが管理するマンション2棟の駐車場にデンソーが構築する充電システムを設置する。課金や運営の方法などで改善点を検証し、システムの導入拡大を狙う。
実証では駐車場に6キロワットの充電能力を持つ機器を設ける。登録した利用者のみが充電でき、充電時間や建物の電力使用データを収集してエネルギーを効率利用できるようにする。東急コミュニティーは管理組合との調整や設備工事を担う。
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