ヤマハは静岡県掛川市のピアノのマザー工場で太陽光発電設備を稼働した。「オンサイトPPA(電力購入契約)」方式で11月に運転を始めた。年間発電量は約1600メガワット時で工場の電力使用量9%を賄える見込み。二酸化炭素(CO2)削減量は年間約600トンと想定する。
中部電力のグループ会社が発電事業者として設備の設置や維持管理の費用を負担し、ヤマハは電気料金を支払う形のため初期負担が少ない。同社は2031年3月期までの中期目標として18年3月期比で温暖化ガス排出量(スコープ1とスコープ2)の55%削減などを掲げる。
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