JDIなどは20日、微生物の増殖を連続的に観察し、解析できるシステムを開発し、12月から販売すると発表した。従来は作業者がインキュベーター(培養装置)から取り出して目視で確認するなどの手間がかかっていた。新薬開発など医薬品メーカーや研究機関向けを想定する。
培地にいる微生物に光を当て、透過した光をセンサーで検出することで観察と分析を可能にした。医療関連技術の開発や販売を手掛けるカーブジェン(東京・渋谷)のシステム上でデータを解析、判定する。開発したシステムはカーブジェンが「SOLTIMO-M(ソルティモエム)」として販売する。
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