ディブエックスは秋田県や秋田市と立地協定を結んだ(15日、秋田県庁)

ブロードメディアのグループ会社、divx(ディブエックス、東京・渋谷)は15日、秋田市中心部に事業所を新設するため、秋田県や同市と立地協定を結んだ。12月から採用活動に入り、2025年4月に本格的に事業を始める予定。

事業所名は「秋田ラボ」。JR秋田駅東口に直結する官民複合ビル「秋田拠点センター・アルヴェ」に設ける。従業員は1人でスタートし、29年には20人まで増員する方針だ。

同社は人工知能(AI)の技術を活用したソフト開発などを手掛けている。物部英嗣社長はウェブシステムやアプリの開発などに加え、「地域の企業とも連携して新しい事業に取り組みたい」と語った。

同社はプログラミング教室「テックキャンプ」を運営するdiv(ディブ、東京・渋谷)の全額出資子会社で、21年1月に設立した。地方の採用や人材育成に力を入れ、30年をめどに全国に拠点を50カ所まで増やす計画を掲げる。

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