一正蒲鉾は12日、インドネシアの持ち分法適用関連会社の株式を追加取得し、連結子会社化すると発表した。2025年1月にも株式譲渡を実行し、現在40%の持ち株比率を75%に高める。一正蒲鉾は45年度までの長期経営計画で、グローバル企業への成長を掲げている。連結子会社化で意思決定を迅速にし、海外での水産練り製品の販売拡大につなげる。
インドネシアの現地企業と15年に設立した合弁会社、KMLイチマサフーズを連結子会社化する。株式の追加取得額は非公表。連結業績に与える影響について現在精査中という。
KMLイチマサフーズの23年12月期の売上高は323億ルピア(約3億円)。現地の工場でカニカマを製造し、国内に加え北米を中心に輸出販売している。工場はハラル認証を取得しており、今後ハラル市場の販路拡大も狙う。
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