アクティビスト(物言う株主)として知られる香港投資ファンドのオアシス・マネジメントがNEC子会社のNECネッツエスアイ株を買い増し、10.42%を保有していることが12日、分かった。オアシスが同日、関東財務局に変更報告書を提出した。親会社のNECに次ぐ大株主になったとみられる。
ネッツエスアイにはNECがTOB(株式公開買い付け)を実施している。オアシスは8日にも保有比率が8.81%になったとの変更報告書を提出しており、短期間にネッツエスアイ株を複数回買い増している。
12日の変更報告書によると、オアシスは5日までにネッツエスアイ株を約240万株取得した。保有目的は「ポートフォリオ投資と重要提案行為」としている。
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