ロイヤルホテルの旗艦であるリーガロイヤルホテルも館内の改装を進めている(大阪市)

ロイヤルホテルが11日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、最終損益が4億7300万円の赤字(前年同期は8000万円の赤字)だった。同期間の赤字は5年連続。インバウンド(訪日外国人)客の利用が想定より伸び悩んだ。賃上げや採用拡大による人件費の増加や、新規出店に向けた調査などの費用がかさんだことも重荷となった。

売上高は7%増の100億円。宴会やレストランの利用が回復したしたことが売り上げ増につながった。

25年3月通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比12%増の231億円。最終損益の黒字は89%減の1億円を見込む。

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