丸大食品は8日、25年3月期通期の連結業績予想について、最終損益が47億円の黒字(前期は94億円の赤字)になりそうだと発表した。従来予想から7億円上方修正した。主力のハム・ソーセージの販売が好調に推移していることや、食肉事業で量販店向けの販売が拡大していることから見直した。

同日、政策保有株の削減も発表した。26年3月末までに、24年3月末比で約20%削減し、連結純資産に対する比率も25%から20%以下まで引き下げる。株式売却で得た資金は成長投資や株主還元にあてる。

【関連記事】

  • ・丸大食品の純利益4.3倍に 4〜9月、製品値上げ寄与
  • ・日本ハムなど食肉4社、特売品の計画発注を小売りに要請
  • ・丸大食品、ハム・ソーセージ値上げ 10月から最大25%

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。