家電量販大手5社の10月の売上高(全店ベース)が8日出そろい、ヤマダホールディングス(HD)など3社が減収となった。気温が高い日が続き、暖房など冬物商品の販売が振るわなかった。休日が前年同月より1日少なかったことも影響した。
ケーズHDは7%減で下げ幅が最も大きかった。品目別ではエアコンの販売が15%減ったほか、パソコンも11%減と低調だった。ヤマダHDも3%減と苦戦した。「残暑の影響で冬物商品の販売が落ち込んだ」(同社)という。
上新電機はエアコンの販売が好調だったが、パソコンやテレビが低調で全体売上高は1%減った。ビックカメラは3%増だった。インバウンド(訪日外国人)向けの免税商品が好調だったほか、パソコンやスマートフォンの販売が伸びた。
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