アルプスアルパインは6日、子会社との株式交換を巡る裁判で勝訴したと発表した。アルプスアルパインは旧アルプス電気が子会社の旧アルパインと株式交換をし、2019年に経営統合して発足した。旧アルパインの株主だった投資ファンドのオアシス・マネジメントが株式の評価が不当に低いとして提訴していた。11月1日に最高裁判所がオアシス側の上告を棄却した。
オアシス側は株式交換の不当性を主張し、22年2月に東京地裁で棄却された。22年4月には東京高裁に一審判決の取り消しなどを求めて控訴したが、棄却された。23年10月に控訴審判決を不服として上告していた。
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