音声会話型の人工知能(AI)アプリを手掛けるStarley(スターレー、東京・港)は6日、キャラクターや実在するタレント、著名人をアプリ上で再現して、会話できるサービスを始めたと発表した。モデルとする人物の声を事前に収録して、自然なやりとりができるようにした。
AIを活用して自然な会話ができるアプリ「Cotomo」に、期間限定でお笑い芸人「かまいたち」をモデルに起用した。「居酒屋」「劇場」などのシーンを選べるほか、自由に会話することもできる。最初の15分間無料で利用でき、以降は15分ごとに250円かかる。今後は他のキャラクターやタレントなどを起用していく。
「Cotomo」は2024年2月にアプリの提供を始め、返答回数は累計約4億回となった。自社で独自の大規模言語モデル(LLM)などを開発している。不適切な会話が起こらないように事前に禁止する単語や内容などのフィルターを設定している。
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