再生可能エネルギー大手のレノバは6日、佐賀県唐津市の唐津バイオマス発電所の稼働時期を2024年12月から25年3月に延期すると発表した。安定稼働のためのボイラーやタービンの調整に時間がかかっているためとしている。
同発電所はレノバのほか東邦ガスやJA三井リースなどが出資する合同会社が保有する。発電容量は約5万キロワットで、発電量は一般家庭約11万世帯の年間使用量に相当する。設備は完成しており、稼働に向けて9月から試運転を続けてきた。
設計・調達・建設(EPC)を手がけた事業者から賠償金を受け取る見込みだ。25年3月期の業績への影響は軽微としている。
レノバは9月にも静岡県のバイオマス発電所の稼働時期を24年10月から25年3月に再延期すると表明した。
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