ニチレイは5日、食品事業を再編すると発表した。2026年4月1日付で、冷凍食品など加工食品事業を担うニチレイフーズが水産・畜産事業を担うニチレイフレッシュを吸収合併する。調達や販売など重複する機能を統合し、資本効率を改善させる。
業績への影響は軽微としている。2社の統合に先行して25年1月1日付で北米の両社の子会社2社を統合する。
同日開いた24年4〜9月期の決算会見でニチレイの大櫛顕也社長は「グループ全体のさらなる成長に向けた前向きな再編だが、競争力の低い一部の領域では事業の縮小や撤退も検討する」と話した。事業の売却や従業員の削減については「考えていない」とした。
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