赤沢亮正経済財政・再生相は5日の閣議後の記者会見で、10月末で終了した電気・ガス料金の補助について、再開する場合は「事務的に少なくともひと月以上かかる」と述べた。仮に再開しても12月に請求される11月分の補助は難しいとの考えを示した。11月分を事後に補助する可能性も否定した。
電気・ガス料金の補助はロシアのウクライナ侵略後の燃料価格高騰を受け、2023年1月に開始した。24年5月に一度終了したが、酷暑対策として8月から10月までの期間限定で再開していた。与野党の間に補助継続を求める声がある。ガソリンを含むエネルギー関連の物価高対策はこれまでに計11兆円の国費を投入している。
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