【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングに対しストライキを実施中の労働組合は4日、会社側が提示した4年間で38%の賃上げを軸とする新たな労働協約案を受け入れることを決めた。9月から始まった16年ぶりのストは約2カ月ぶりに収束することになる。
組合員の投票の結果、59%が賛成した。ボーイングは機体の品質問題などが響き財務状況が悪化しており、スト長期化は経営の打撃となっていた。組合の協約案受け入れにより、さらなる悪影響は避けられそうだ。
ボーイングの労組は9月13日からストを実施していた。
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