電子部品メーカーのヒロセ電機は1日、2025年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比13%増の300億円になる見通しだと発表した。従来予想から20億円上方修正した。スマートフォン向けのコネクター販売を中心に想定より伸びる。
売上高にあたる売上収益は10%増の1820億円、営業利益は12%増の380億円を見込み、それぞれ60億円、20億円上振れする。
同日発表した24年4〜9月期の連結決算は、売上収益が前年同期比14%増の945億円、純利益が39%増の175億円だった。ウエアラブル端末など民生機器向けにコネクターが好調だった。円安も追い風となった。
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