コナミグループが31日発表した2024年4〜9月期の連結決算は純利益が前年同期比36%増の364億円となり、過去最高を更新した。サッカーゲーム「eFootball」や「パワフルプロ野球2024-2025」など、家庭用ゲームソフトを中心としたデジタルエンタテインメント事業が全体をけん引した。売上高は20%増の1840億円だった。
デジタルエンタテインメントの事業別利益は50%増の466億円だった。スマホートフォンアプリでも遊べるeFootballは9月に大型アップデートがあり、10月3日までにシリーズ累計で8億ダウンロードを超えた。10月23日には大谷翔平選手が登場する野球ゲーム「eBaseball: MLB PRO SPIRIT」の配信を開始し先行き期待もある。
アミューズメントの利益は73%増の20億円。7月に稼働を始めたメダルゲーム「パワフルプロ野球 開幕メダルシリーズ!」などが伸びた。
25年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上高で前期比6%増の3800億円、純利益で1%増の595億円を見込む。
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