決算発表会見に臨む家城社長(31日、名古屋市)

オークマは31日、2025年3月期の連結純利益が前期比36%減の125億円になる見通しだと発表した。従来予想から30億円下方修正した。主力の米国市場で航空宇宙や半導体などに関連する工作機械の需要回復が遅れている。

売上高は8%減の2100億円と、従来予想を50億円下回る。米国では金利負担を嫌った中堅・中小の顧客企業が借り入れを伴う機械の購入を先送りしている。

24年4〜9月期の売上高が前年同期比14%減の952億円、純利益が59%減の35億円だった。中国では大手電気自動車(EV)メーカーなどからの需要が下支えとなった。連結ベースの受注額は2%減の992億円だった。

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