NTTグループ2社と連携協定を結んだ静岡県沼津市の頼重秀一市長(中央、31日)

静岡県沼津市は31日、NTTコミュニケーションズと生成AI(人工知能)活用やデジタルトランスフォーメーション(DX)の人材育成に関する包括連携協定を結んだ。庁内の業務改革やデジタル技術を活用したまちづくりなどを進め、地域活性化や市民サービス向上を図る。同社が同様の協定を結ぶのは県内2例目、全国では23例目。

NTTドコモは災害時に沼津市の公園を災害復旧の拠点とし通信の復旧などに取り組む

市は同日、NTTドコモ東海支社と災害復旧用オープンスペースに関する協定も結んだ。災害発生時に復旧活動の拠点として市内の愛鷹運動公園を提供するほか、災害対応充電器の無償貸与などで連携する。

頼重秀一市長は「(沼津市の)自治体DXの取り組みは後れをとっているところもあるので急ピッチで進める責務がある。(NTTコムの)最先端のノウハウを活用していただきたい」と話した。

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