【ニューヨーク時事】新潟県は28日、ニューヨークで県特産の食品をPRするイベントを開いた。飲食店関係者らに新潟米「新之助」を使ったおにぎりや日本酒が振る舞われたほか、梨や高校生が開発した魚醤(ぎょしょう)なども試食してもらった。
三条市から参加した梨農家の土田広樹さんは、昨年から米国への輸出を始めた。「ニューヨークの日系食材店やネットで販売しており、リピーターも多い」と手応えを感じているといい、販路開拓に意欲を示した。
商品価値のないサケを活用した魚醤を試食した和食レストランのシェフ、ナラヤン・パリヤさん(32)は「ユニークな味わいで刺し身に合いそうだ」と興味を示した。会場では燕三条地域の伝統工芸品である包丁や食器も展示された。
新潟県産品のPRイベントで魚醤(ぎょしょう)の説明を聞く来場者=28日、ニューヨーク
新潟県産の梨を試食する飲食店関係者=28日、ニューヨーク
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