シャープは29日、独の高級カメラメーカー、ライカが監修したカメラを搭載したスマートフォンを12月上旬以降に発売すると発表した。3つのレンズを搭載し、写真撮影にこだわりのある層の取り込みを狙う。
シャープの旗艦モデル「AQUOS(アクオス) R9 pro」として発売する。価格は19万円台前半を想定する。3つのレンズで標準と広角、望遠の撮影に対応する。いずれのレンズも画素数は5030万画素と高画質だ。標準カメラには1インチ超のイメージセンサーを搭載し、暗いところでもはっきり撮影できるようにした。
独自開発のAIを搭載し、留守番電話の内容を自動で要約したり通話中のキーワードをリストアップしたりする機能も盛り込んだ。米グーグルの生成AI「Gemini」に対応し、画像を指でなぞって囲むと自動で検索できる「かこって検索」機能も搭載した。
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