静岡県がまとめた7〜8月の県内の主な集客施設の来客数は前年同期比で2%減の425万人だった。台風や連日の猛暑などで全体は減ったが、屋内型施設は増加傾向だった。新型コロナウイルス禍前の19年同期比では13%減で夏休み期間を含む観光シーズンの客足の回復が遅れている。
掛川城など42カ所に聞き取りした。最も来客数が多かったのは道の駅「富士川楽座」(富士市)で78万人、複合商業施設「エスパルスドリームプラザ」(静岡市)が64万人で続き、上位1〜4位は前年と同じだった。前年比で増加率が高かったのは県富士山世界遺産センターや県立美術館など屋内施設が目立つ。
県内55カ所で調べた海水浴客数は台風10号や南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)も響き17%減の76万人。コロナ前に比べると6割弱の水準で全市町が下回った。
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