配車アプリのウーバージャパン(東京・港)は21日、石川県加賀市でライドシェアドライバー向けの安全講習会を開いた。同市や加賀自動車学校(石川県加賀市)と連携し、実技を交えて安全や接客について指導した。ウーバージャパンがライドシェアドライバー向けの安全講習会を開くのは初めてという。

ドライバーに車両を使って安全やサービスの留意点を説明した(21日、石川県加賀市)

講習会は加賀自動車学校で開き、約10人のドライバーが参加した。座学で動画を交えて安全面での留意点を示したほか、加賀自動車学校やライドシェアの運行管理を担う加賀第一交通(同)の担当者が、運行前点検や顧客を乗せる際のドアの扱い方などを教えた。

加賀市は北陸新幹線が同市に延伸した3月、同市観光交流機構が運行主体となる「自治体ライドシェア」を開始した。9月末時点で554件の利用があり、35人のドライバーを擁する。ウーバージャパンの山中志郎代表は「需要とドライバーの両方の数を伸ばすことが必要」と話した。

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