岩手県遠野市と釜石市、山形県鶴岡市手向(とうげ)地区が16日までに、国際認証団体から2024年版の「世界の持続可能な観光地TOP100選」に選定された。遠野市は市独自の地域遺産制度である「遠野遺産認定制度」、釜石市は観光を通じた教育、手向地区は山岳信仰の地として知られる出羽三山神社がある羽黒山などの調査研究とまちづくりが評価された。

観光地TOP100選は国際的な認証団体、グリーン・デスティネーションズ(本部オランダ)が選定した。日本からは東北3地域のほか、京都府宮津市と長野県千曲市の計5地域が選出された。

観光地管理や環境、伝統文化、幸福度などの観点が審査対象となる。14年から毎年開催されており、公募により100の観光地、観光事業者が選出される。

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