金箔タクシーと記念撮影する村山卓市長(中央)

金箔大手の箔一(金沢市)は15日、冨士タクシー(金沢市)と製作した「幸運の金箔タクシー」の運行開始を発表した。タクシーの車体や内装に約1200枚の金箔をあしらった。金沢観光の目玉の一つとしながら、金沢の金箔文化の認知拡大を目指す。

冨士タクシーの保有する約220台のタクシーのうち1台を「幸運の金箔タクシー」とし、金沢市内の観光タクシーとして運用する。これまで箔一が手掛けてきた、金箔を用いたビルの外装や新幹線の内装などのノウハウを生かした。

15日は箔一の浅野達也社長や冨士タクシーの塚本泰央社長らが金沢市の村山卓市長を表敬訪問し、市長が金箔タクシーの体験乗車もした。浅野社長は「秋の観光シーズンに間に合うようタクシーを製作した。観光客に明るい気持ちになってもらいながら、金箔の技術や魅力も訴求できたら」と述べた。

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