最大200億円の自社株買いを実施する

クスリのアオキホールディングスは3日、200億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。発行済み株式総数(自己株式を除く)の5.71%に当たる600万株を上限に買い付ける。取得期間は4日から2025年10月1日まで。同社は「資本効率の向上及び株主還元の充実を図る」としている。

同日発表した24年6〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比10%増の52億円だった。生鮮食品の販売強化やドラッグストアへの調剤薬局の併設が客足増に寄与した。有償ストックオプション(SO)の行使による株式報酬費用を約4億円計上したが吸収した。売上高は12%増の1203億円だった。

クスリのアオキホールディングスは24府県で約960店舗を展開する。今後も店舗の拡大を続け25年5月期中には総店舗数が1000店舗を超える見通しだ。

25年5月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比11%増の4850億円、純利益は47%増の181億円を見込む。

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