バッジ製作のBIGWAVE(長野市)は、アロマオイルを染み込ませるフィルターを内蔵した「香るピンバッジ pinaroma(ピナロマ)」を発売した。大手企業が取得したものの使われていない開放特許の技術を用いているのが特徴で、バッジの構造には富士通の「芳香発散技術」を活用した。
併せて販売するアロマオイルの開発ではトヨタ自動車の「眠気対策技術」を活用。マツやヒノキに含まれ、眠気抑制効果の期待できる成分「α―ピネン」を含んだ精油を配合した。BIGWAVEは長野県信用組合(長野市)の知財活用支援事業に参加しており、専門家の助言を受けて開放特許を生かした。2〜3月のクラウドファンディングを通じた先行販売で約80万円の資金を調達した。
バッジの大きさは縦横それぞれ3センチメートルほど。カラーは3種類で1個2500円。アロマオイルは2種類あり1本2500円。バッジとオイルのセットや、交換用のフィルターも販売する。同社のオンラインストアで注文できる。
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