関西電力は2日、子会社の関電L&A(大阪市)が手掛ける自動車の修理・車検やリースなどの事業を住友三井オートサービス(東京・新宿、SMAS)に譲渡することで合意したと発表した。関電L&Aの保険サービスと電力用資機材の販売事業は存続させる。事業の選択と集中を進め、原子力発電や再生可能エネルギーなどに経営資源を集める。
関電L&Aが設立する新会社に自動車とリース事業を移管したうえで、2024年度中に同社の全株式をSMASに売却する。売却額は公表していない。
住友商事などが出資するSMASは自動車リース業界で最大規模の車両台数を管理している。関電グループはSMASのもとで関電L&Aが手掛けてきた自動車関連の事業価値を高められると判断した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。