浜松商工会議所(浜松市)のロボット展示イベント「ハマロボ展 2024」が2日、始まった。ヤマハ発動機やユタカ技研を含む静岡県内外のロボット関連企業17社が参加し、自動車部品や食品などの製造業、物流、介護など多様なシーンで活用できるロボットを紹介する。市内の商議所ビルを会場に、3日まで開催する。入場無料。
人手不足や人件費高騰が続くなか、ロボットを導入することでの自動化や省人化の効果を参加者らにイメージしてもらう狙い。ある出展者は「中小企業は予算やスペース不足などを理由に導入を諦めるケースも多いが、柔軟な対応ができることを伝えたい」と話す。
展示体験コーナーには人と同じ場所にいて一緒に安全に作業できる「協働ロボット」などが並ぶ。来場者らは実際にロボットに触れ、手や指の挟み込みを防止する仕組みなどを体験できる。ロボットとともに省力化に役立つアシストスーツも展示する。
特別セミナーも開かれ、3日は「製造業以外で活躍するロボット」や「協働ロボットのAI(人工知能)と自律学習」がテーマ。特設サイトから予約を受け付けるほか、当日来場しての参加も可能だ。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。