栃木銀行が本部に設置した「とちぎん投資信託サポートセンター」では3人の専属スタッフが月〜土曜に電話対応にあたる(2日、宇都宮市)

栃木銀行は投資信託や少額投資非課税制度(NISA)に関する相談への電話対応や情報提供を担う「とちぎん投資信託サポートセンター」を開設した。従来は主に営業店で月〜金曜日のみ対応していたが、本部に専属スタッフを配置し、土曜日も対応する。新NISA開始などによる相談件数の増加をふまえた。

電話相談はフリーダイヤル0120・296・213で、日曜祝日と12月31日〜1月3日を除く午前9時〜午後5時に受け付ける。顧客へのアフターフォローとして、運用変更の意向などを確認する電話も同行から定期的に発信する。

栃木銀では本部金融サービス部にかかってくる電話のほとんどが投資信託に関する相談だという。NISA口座の新規開設や投信契約の増加に伴い、相談が急増している。営業店の担当者による電話対応や訪問ではカバーしきれなくなってきており、本部に3人の専属スタッフを配置して体制を強化する。

将来の資産形成を後押しするため、同行は10月7日〜2025年1月末に「資産づくり応援キャンペーン」も実施する。期間中にNISA口座を開設した人全員に500円を贈るほか、1万円以上の積み立て投信契約をした人に、抽選で1万円相当のカードギフトを贈るなどのキャンペーンを展開する。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。