福島印刷が27日発表した2024年8月期の単独決算は、税引き利益が前の期比91%減の500万円だった。コスト削減などで最終黒字を確保したものの、ダイレクトメール(DM)などの印刷需要が落ち込んだ。期末配当も従来予想から1円引き下げ5円とした。
売上高は6%減の66億円、営業利益は83%減の1700万円だった。ペーパーレス化の進展に伴う販促用DMの需要減が響いた。新型コロナウイルスの5類移行に伴い、ワクチン関連の通知物なども減少した。
25年8月期の単独業績予想は、売上高が前期比微増の67億円、税引き利益が2.6倍の1500万円となる見通し。
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