スズキが27日発表した8月の四輪車生産・販売・輸出統計(速報値)によると、世界生産は前年同月比2%減の25万4885台だった。減少は3カ月連続。主力のインドが8月として過去最高を記録したものの、ハンガリーやパキスタンなどが減少。国内向けや輸出向けも減り前年同月実績を下回った。
海外生産は1%減の18万2906台で3カ月連続のマイナスとなった。主要国別ではインドが2%増の16万8866台だった。ヒンズー教の新年を祝う「ディワリ」など商戦に向けた在庫積み増しのほか、多目的スポーツ車「フロンクス」などの輸出向けが増えた。国内生産は5%減の7万1979台で7カ月ぶりマイナス。生産車種減少が響いた。
世界販売台数は5%減の24万8930台で2カ月続けて減った。
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