三菱地所レジデンスなどが手掛ける武蔵小杉駅の「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」(イメージ)

三菱地所レジデンスは27日、川崎市の武蔵小杉駅近くに50階建ての高層ビル2棟を2028年度に完成させると発表した。総戸数は1438戸で武蔵小杉エリアで最大級の物件となる。駅南側で先行してきたタワマン開発が北側でも進む。

東京建物などと開発するマンション名は「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」。08年から日本医科大学武蔵小杉キャンパスの跡地で構想をはじめた。武蔵小杉駅から徒歩で3分と好立地で、敷地面積は2万172平方メートルで価格は未定。外観のデザインは建築家の隈研吾氏が監修する。

左から三菱地所レジデンスの宮島正治社長、俳優の高橋一生氏、建築家の隈研吾氏が記者発表会に登壇した(27日、東京都千代田区)

まち一体型の複合開発として、高齢者向け住宅や保育所などの生活支援施設を敷地内に整備する予定だ。隣接する地区では公園や病院がすでに完成している。

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