椿本チエインは24日、世界最小サイズの産業用ローラーチェーンを開発したと発表した。チェーンを構成する部品の留め具の間隔が1.905ミリメートルで、ギネス世界記録に認定された。内視鏡などの医療機器やロボットハンドの先端などに組み込むことで、狭小な空間での微細な動きを可能にする。
部品加工や組み立て技術の向上により、同社の従来の小型ローラーチェーンから約半分に小型化を実現した。重さも約3分の1となる。構成する部品はステンレス製で洗浄など水がかかる環境でも使用できる。10月1日に発売して2025年度に1000万円、26年度に5000万円の販売を目指す。
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