抗精神病薬レキサルティに国内で3つ目となる効能が認められた

大塚ホールディングス傘下の大塚製薬は24日、抗精神病薬「レキサルティ」が認知症関連薬として承認されたと発表した。統合失調症とうつ病の治療薬として承認されており、今回が3つ目の効能。患者の不安緩和や介護者の負担減につなげ、販売を広げる。

アルツハイマー型認知症の行動障害の治療薬として国内で初めて承認された。攻撃的言動や同じ動作の反復といった「アジテーション」と呼ぶ症状が対象だ。アジテーションは日常生活に支障をきたし、介護者の負担を大きくする一因となっている。

レキサルティは業績のけん引役となっている。大塚製薬は日本に先駆けて米国やカナダなどでアジテーション治療薬としての承認を得ている。

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