ダイドーグループホールディングス(HD)の子会社で希少疾病向けの医薬品事業を手がけるダイドーファーマ(大阪市)は、筋力低下などをもたらすランバート・イートン筋無力症候群への効果が見込める医薬品「アミファンプリジンリン酸塩」の製造販売が厚生労働省に承認されたと発表した。薬事法上の成人となる15歳以上を対象に商用化をめざす。
販売名は「ファダプス」。厚労省が希少疾病用医薬品と指定する薬剤で、欧州や米国ではすでに承認されている。国内では同社が初めて製造、販売する医薬品となる。
同社は2021年に米製薬会社のカタリスト社とライセンス契約を結び日本での開発を手がけてきた。23年の12月に厚労省に承認を申請していた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。